山水屏風(東寺)現存最古の遺品/平安時代の美術

山水屏風

本来は世俗的な一般調度として,ほぼ平安時代を通じ宮中などで使用された絵屏風の一種。 12世紀後半から真言密教の寺院で,灌頂儀式の副次的調度として用いられるようになり,14世紀にはその最も重要な法具の一つとして定着した。現存最古の遺品は 11世紀後半の教王護国寺旧蔵 (京都国立博物館) の唐絵屏風の1隻で,国宝。