喜能会之故真通 上巻 / 葛飾北斎

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浮気封じで男のイチモツに文字を書くお話などを含む葛飾北斎の代表作「喜能会之故真通」を男女の粋な会話を添えて公開しましたので、見るだけでなく、読む楽しみを是非味わってください。春画は戦闘前の武士の士気を高めたり、火除けのお守りといった用途もありました。また若い夫婦のための性教育の教材としても使われ、描き手が男性のみだったにもかかわらず多くの女性にも楽しまれた芸術なのです。

  1. 上・第六図 餅つきやの話
    女:汚ねぇよ、いやらしい
    男:たった一回で減るもんじゃなし
    女:憎らしい人だぁ
    男:それ、杵(きね)の先が張りさける
    女:おお、いやだよ
    男:頭が半分はまったぁ

  2. 上・第四図 浮気封じ
    女:あんたの浮気癖は油断もすきもない
    女:さぁさぁ何をお出し
    男:何をするのだ
    女:(ペニスの先に”此のぬし”と書く)
    男:くすぐってぇ、ぞくぞくしてきた
    男:墨を消すのに、もう一回やろう

  3. 上・第一図 殿様と新参の腰元
    殿様:お前が来てから稽古事が身につかぬ
    殿様:どうじゃ、初めの夜よりぬらぬらと潤っておる
    殿様:こりゃどうにも、ひくひく吸いつきおるわ
    腰元:御前のお手に乗っかって
    腰元:毎晩結構なお品を
    腰元:あぁ、いい、あれもう、ふぅ、はぁ

  4. 上・第二図 後家と養子息子
    男:今晩は三回でやめておきましょう
    女:この子はなんと親不幸な事を言う
    女:お前を養子にもらいたくて
    女:やっとの事で親子になったのに
    女:さぁさぁ、たった一人の母を可愛がっておくれ
    女:これさ、根まで入れて、おお、ああ

  5. 上・第三図 肥後ずいきを使えば
    肥後ずいきをペニスに巻きつけて使用すると陰中が熱くなり、
    その痒みとともに、快感が増幅する
    男:ずいきの巻き按配はどうだ
    女:よいヨ、よいヨ、昼は格別いいわな
    男:お前のものが火のように熱くなった
    女:ああ、(しくしく泣きだす)

  6. 上・第五図 間男の話
    男:誰も来ないだろうな
    女:亭主でなけりゃ鬼でも天狗でもいい、早くしておくれ
    男:入ったぜ、腰を上下に使いな
    女:ああ、いってしまったよ
    男:どれどれ(ぼぼの中をのぞく)
    女:アレ、およしよ

  7. 上・第七図 若い恋人同士
    女:誰か来やしないかい
    男:誰もくるものか
    女:あぁ、いいよ
    男:おぉ、可愛いのぉ
    女:息がはずむ
    湯のような淫水がどくどく、ぬらぬら

tnj